1972年6月9日シャーロット公演!! 72年USツアーは、ロバートが初期の荒々しいハイトーン・ヴォイスと中期以降の円熟したヴォーカルの過渡期にあたる、その重要な分水嶺となったツアー。その二日目が、このシャーロット公演になります。この公演は、まず特徴としてこの年唯一「Celebration Day」が演奏されていることが挙げられます。アレンジなどは73年のものと変化はないものの、前半はキレよく、しかし弦が切れたのか、後半は危なっかしく終わります。また「Whole Lotta Love」には様々なメドレーが挿入されるのがこのツアーでの慣例となっていましたが、ここではメドレーの挿入なしでコンパクトにまとめられた演奏となっており、結果的に同曲が単独で演奏される珍しいバージョンとなっています。そして何よりこの日を特徴付けるのは、全体を通してゆったり余裕ある演奏です。まるでこの時代に流行した“レイドバック”のツェッペリン版(笑)。とにかく丁寧かつまったりとした演奏は、73年などのスピード感あふれるそれとはまた違った趣が感じられます。 永久保存のがっちりプレス盤で美しいピクチャーディスク。日本語帯付。 DISC ONE 01. Immigrant Song 02. Heartbreaker 03. Celebration Day 04. Black Dog 05. Since I've Been Loving You 06. Stairway To Heaven 07. Going To California 08. That's The Way 09. Tangerine 10. Bron-Y-Aur Stomp DISC TWO 01. Dazed And Confused 02. What Is And What Should Never Be 03. Moby Dick 04. Whole Lotta Love 05. Rock And Roll 06. Communication Breakdown CC01