Live at the Country Club Reseda, California 31th October 1983 + Tuscon AZ 26th Feb '84　　
＊１９８３年、マイケル・シェンカー・グループを解雇されたスーパー・ボーカリスト、グラハム・ボネットがカリフォルニアに渡り、BAM紙の広告で知り合った元ニュー・イングランドのゲイリー・シェア、ジミー・ウォルドーと知り合いグループ結成を決意。その後オーディションで当時セッション・ドラマーだったヤン・ウヴェナ、元スティーラーで後にスーパー・ギタリストと呼ばれるようになるイングヴェイ・マルムスティーンを加えアルカトラスが結成された。
本ライブは、ファースト・アルバム「No Parole From Rock & Roll」発表直後の１０月３１日、カリフォルニアで行われたライブをFM放送より究極の高音質収録。翌年に来日を果たした彼等だがが、その後グラハムとの関係が悪化しイングヴェイは脱退。オリジナル・メンバーでの活動は約１年であったため、如何にこのライブが貴重であるかがわかります。
アルバム以外からは選曲されたレインボーの"Since You Been Gone"やマイケル・シェンカー・グループの"Desert Song"を、意外なほど普通に弾きこなしているところも聴き所。全編絶好調のグラハムがラストの"Jet To Jet"では疲れがみえたのか、メロディ・ラインを変えて歌うところも一聴の価値あり。
ボーナス・トラックとして、翌年８４年の２月２６日にアリゾナ州タスコンで行われたライブから、イングヴェイのソロ・パートを含む5曲を追加収録。すでにエスカレートし始めているイングヴェイの俺様ギターが高音質にて収録されています。約４ヶ月前のプレイと聴き比べてみるのもおすすめです。

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