ウエンディ・レーベルより、1975年3月5日ダラス連続公演2日目をサウンドボードで収録したタイトルが、初日と共に同時リリースになります。このダラス2日目はあまり音の良くないオーディエンス録音でしか長らく聴くことが出来ませんでしたが、21世紀になって初めてサウンドボード音源が流出、本作も同じ近年になって発掘されたサウンドボード音源を使用しています。この素晴らしいサウンドボード音源は、音質、音域、臨場感、バランスなど、すべての要素において高いレベルにおいて最高のもののひとつ。ぜひこの音質を体験していただければと思います。 内容的には、マスターとなったソースにピッチ調整のみ施し、音質には触れず、カット部分においても未編集で、なるべく元のままの状態で聴けるように収録されています。既発盤との違いは、マスター・ソースの形をそのまま残して収録という初日同様のコンセプトにて、欠落部分をオーディエンス・ソースで補完せず、サウンドボードのみを収録した点にあります。そのため「ロックンロール」のハイハット・イントロの数秒や、「モビーディック」のエンディングの数秒など、わずかに欠落が生じていますが、それでもクロスフェード編集でオーディエンス・ソースとミックスはせず、マスター・ソースそのままの形で収録されています。このように既発盤のコピーでは不可能な収録内容となっていますので、本作もまた、マスター・ソースからの収録だということが理解していただけると思います。このように、微細な欠落部はあるものの、全曲サウンドボードで収録されているので、1975年を代表する音源のひとつと言えるでしょう。 音質は最高のサウンドボード。美しいピクチャー・ディスクの、がっちりプレス盤で日本語帯付。表ジャケも、裏ジャケも、さらに帯も、並べるとそれぞれひとつの写真になりますので、ぜひ初日と一緒に揃えてください。 DISC ONE 01. Rock And Roll 02. Sick Again 03. Over The Hills And Far Away 04. In My Time Of Dying 05. The Song Remains The Same 06. The Rain Song 07. Kashmir DISC TWO 01. No Quarter 02. Trampled Underfoot 03. Moby Dick DISC THREE 01. Dazed And Confused 02. Stairway To Heaven 03. Whole Lotta Love 04. Black Dog CC01