お取り寄せ商品。(ご注文をいただいてから、お取り寄せに3日から1週間お時間をいただきます。) チープトリックにとっても、そして日本のロック・ファンにとっても、歴史的な来日公演となった1978年の日本公演。アメリカ本国に先立ち日本で人気が先行し、それが逆輸入される形で世界的にブレイクしたチープトリックにとって、日本のファンには特別な思いがあるだろう。1978年の初来日に続き、翌1979年にも来日公演を行なっている。そして1980年、3年連続となる来日公演が行なわれたのである。この年のチープトリックの来日公演は通常のツアーではなく、JAPAN JAM 2というイベントの出演という形で行なわれ、横浜スタジアムで2公演、神戸で1公演の、わずか3公演のみであった。JAPAN JAMは1979年に第一回が江ノ島と京都で行なわれ、この1980年が2回目という事で「2」とついている。 出演者はデビュー直後のサザンオールスターズを始め、カラパナ(このフェスティバルからライブ・アルバムがリリースされている)、アトランタ・リズム・セクション、そして真打がチープトリックと多彩な顔触れである。当時アメリカではアトランタ・リズム・セクションの人気が高く、逆にチープトリックはまだ新人バンドという扱いだったため、日本でチープトリックと自分たちの人気の逆転現象にアトランタの連中が驚いたと伝えられている。 本作は、このJAPAN JAM 2の初日、1980年8月16日横浜スタジアム公演におけるチープトリックのステージを完全収録している。フェスティバルのステージということでセットリストは全17曲で1時間半弱と短めだが、日本では初演となる『Dream Police』の曲やビートルズの「Day Tripper」など、過去2年の来日ステージとは異なるセットリストでファンを魅了している。この全17曲の内、12曲をサウンドボード音源、5曲を初登場オーディエンス音源で、合わせてステージ完全収録となっている。 特に興味深いのはメドレー形式で次々に曲が展開されている点だろうか。「Hello There」から間髪入れずに「Clock Strikes Ten」、「I'll Be With You Tonight」と「 Southern Girls」など、息もつかせぬ構成が従来のステージと異色の印象を与えてくれる。また現在ではエレクトリック・セットで始まる「Voices」が、この時はアコギで始まるなど聴きどころも多い。 1980年8月16日、当時は大洋ホエールズの本拠地であった横浜スタジアムで行なわれた、この年のJAPAN JAM 2の初日から、チープトリックのステージを完全収録。全17曲の内12曲をサウンドボードで、5曲を初登場オーディエンス音源で収録している。美しいピクチャー・ディスク仕様の永久保存がっちりプレス盤。日本語帯付。 YOKOHAMA STADIUM, YOKOHAMA KANAGAWA August 16, 1980 01. Introduction 02. Opening Announcement 03. Hello There 04. Clock Strikes Ten 05. I'll Be With You Tonight 06. Southern Girls 07. California Man 08. Such A Good Girl 09. On Top Of The World 10. Can't Hold On 11. Everything Works If You Let It 12. Gonna Raise Hell 13. Day Tripper 14. Voices 15. Ain't That A Shame 16. I Want You to Want Me 17. Surrender 18. Dream Police 19. Good night CC01