オリジナルメンバーが1人となってしまった現在も精力的にライブを行っているディープ・パープル。 そのパープルが、パープルらしさを保っていた時期の終盤、予想通りヴォーカルのイアン・ギランが解雇され、ジョー・リン・ターナーが加入したことに関しては、パープル・ファンの間で賛否両論の意見が飛び交うことになった。しかしそのメンバーで発表されたアルバム『Slaves And Masters』は 歌えるヴォーカリスト、ジョーの効果でクオリティの高い曲が多数収録されている。 本タイトルは、そのアルバム発表に伴うワールド・ツアーから、チェコスロヴァキアで行われたライブをプロ・ショットにて高画質収録。セット・リストに新曲を6曲も入れていることから、このアルバムに対するリッチーの自信が伺えます。またパープルのライブで、"Burn"と"Highway Star"が演奏されるのは第4期以来だろうか。これらの曲がこのごく短い期間でしか聞くことができないのは残念だが、ある意味 この時期のライブ映像はとても貴重であるといえるだろう。レインボーみたいだという意見も多かったジョーが歌う新曲も、イアン・ペイスが叩くことによってしっかりパープル・サウンドになっているところにも注目。それから終盤の"Lazy"におけるリッチーとイアン・ペイスの息の合ったプレイも見逃せません。とにかく見どころ満載のライブです。 なお、こちらの商品はボーナス・ディスクとして、ライブ映像からオーディオ・トラックを抽出し、独自のマスタリングを行い、収録可能時間ギリギリ厳選11曲を収録したものを付属。特別価格にてご提供させていただきます。 Live in Ostrava, Czechoslovakia, 4th February 1991 1. Intro 2. Burn 3. Black Night 4. Truth Hurts 5. Cut Runs Deep 6. Perfect Stranger 7. Fire In The Basement 8. King Of Dreams 9. Love Conquers All 10. Difficult To Cure 11. Keyboard Solo 12. Knocking At Your Back Door 13. Lazy 14. Wicked Ways 15. Highway Star 16. Smoke On The Water SN01