Live at Palazzo Dello Sport, Turin, Italy 12th November 1973 "EATRHBOUND"からもわかるように暴走をはじめたクリムゾンが最初の解散を向かえ、フリップはその経験を生かし厳選したメンバーを集めることとなった。 まずは当時イエスのドラマーとしてすでに知られていたビル・ブラッフォード・ファミリーのメンバーで旧友のベース/ボーカルのジョン・ウェットンで核を固め、さらにオーディションでヴァイオリニストのデヴィッド・クロスを獲得。最後にパーカッショニストのジェイミー・ミューアを加え、72年7月、黄金期ともいわれるクリムゾンはスタートする。 しかし73年2月のライブで負傷したジェイミー・ミューアがそのまま脱退しバンドは4人になる。ところが、4人編成になったことにより更にバンドはまとまり、パワー・アップしたライブ・パフォーマンスを展開するようになった。 本タイトルは73年11月、知性と卓越した演奏技術を兼ね備え、クリムゾンの歴史上、最も一体感があったといわれるメンバーによる白熱のライブを高音質収録。 この時期のライブは、どれも素晴らしく凄まじい展開をみせるものばかり。同時期で有名な音源にアムステルダムでのライブがありますが、このライブはその約10日前にイタリアのトリノで行われたもの。 セット・リストの違いからもわかるように、同じ時期でも決して同じようなパフォーマンスがなかったクリムゾン。是非聞き比べて違いとパワーを感じてください。 Disc 1 1. Intro〜No Pussyfooting 2. Lark's Tongues In Aspic, Part One 3. Peace〜A Theme 4. Cat Food 5. The Night Watch 6. Book Of Saturday 7. Easy Money 8. Improvisation〜Starless And Bible Black 9. Exiles Disc 2 1. Fracture 2. Lament 3. Improvisation〜The Devil's Triangle 4. The Talking Drum 5. Lark's Tongues In Aspic, Part Two 6. 21st Century Schizoid Man SN01