ウェンディ・レーベルの最新作は、1971年8月31日オーランド公演をサウンドボードで収録したタイトルになります。初来日となる1971年の日本公演の素晴らしさは数多く語り継がれていますが、本作に収録のオーランド公演はまさにその初来日公演直前のアメリカンツアーにおけるもので、その演奏の凄まじさは筆舌に尽くしがたく、初期における名演と言っても過言ではないでしょう。 本作は、サウンドボード音源をメインに、欠落個所をオーディエンス音源で補完するという手法がとられています。同ツアーからはハンプトン公演(WENDYレーベル:『Hampton From Your Palm』)のサウンドボード音源が残されていますが、肝心の「移民の歌」が途中からという欠点を有していました。しかし本作ではその「移民の歌」から完全収録しているのが特長です。その他サウンドボード音源で欠落しているのは「祭典の日」のイントロ途中からと、「ザッツ・ザ・ウェイ」「カリフォルニア」、それから「強き二人の愛」の冒頭、そして「胸いっぱいの愛を」の後半。時間でいうと、コンサートのほぼ80%がサウンドボードで収録、18%がオーディエンスで補完、そして2%程度がサウンドボードでもオーディエンスでも欠落しているという配分ではないかと思われます。 サウンドボード音源は数年前に流出し、やはりオーディエンス音源で補完した既発盤がありましたが、本作はもちろんそのコピーではなく、サウンドボード音源のみのソースとオーディエンス音源のみのソースを新たに編集したもので、細かい編集の違いがあることからも、既発盤とは異なるということが伺えます。 ウェンディ・レーベル最新作は1971年8月31日オーランド公演を、サウンドボードをメインにオーディエンスで補完したタイトルになります。初来日公演直前の凄まじい演奏を高音質で聴くことができる貴重なタイトル。オーランドといえばディズニーランド。ディズニーランドといえばマジックキングダム。マジックキングダムといえばウェンディです!美しいピクチャー・ディスク仕様の永久保存がっちりプレス盤。豪華二つ折りデジパック+スリップケース付。 DISC ONE 01. Introduction 02. Immigrant Song 03. Heartbreaker 04. Since I've Been Loving You 05. Dazed And Confused 06. Black Dog 07. Stairway to Heaven 08. Celebration Day DISC TWO 01. That's The Way 02. Going to California 03. What Is And What Should Never Be 04. Moby Dick 05. Whole Lotta Love 06. Organ Solo 07. Thank You CC01