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‘８１年USツアーのシカゴでの三連続公演の初日に当たる11月23日のローズモント・ホライズンでのステレオ・サウンドボード音源です。 この公演はDES PLAINES ’81(DAC-032)としてPAシステムからダイレクトに収録したサウンドボードソースが既にリリースされていますが、 今回登場分はライブ・アルバム及びラジオ・ショー用にマルチトラック収録されていた録音で、 この23日公演分でなく翌々25日の公演からは2曲ほどが正規リリースに至っています。

本音源も大変良好なステレオ・サウンドボードからの音源で左右のセパレーションも優れており、 左にイアン・マクレガン、右にイアン・スチュアートのピアノを振り分けているところも素晴らしいです。 ミックのマイクやキースやロニーのギターのワイヤレスの受信ノイズが大きく残されていることから、ラフ・ミックスの段階の音源であることが推測されます。 ミックスのバランスはややキースのギターを抑え目にしているせいか、 既発のDES PLAINES ’81ではかなり性急に感じられた演奏もゆったり余裕のあるものに聞こえます。

また先発盤ではDES PLAINES ’81の音源よりテイクしてオープニングとエンディングのSE部分でモノラル音源と繋いで収録タイムを延ばしているようですが、 本作では音源の切り替わりの落差を嫌いストレートにステレオ音源のみで構成。 元々の音源では経年のせいか音にうねりが生じていたり、ややヒス成分の強い箇所があったりしますので、 本作ではそのうねりやヒスが強調されることを避けるため高域のブーストは一切行っていません。

また細かいことですが先発盤で聞かれた「無情の世界」の０：４４でのPCのクリック音(？)ノイズも無し。 新発掘された優良な‘８１年サウンドボード・ライブをノーEQのドライでナチュラルなサウンドでお楽しみ下さい。

DISC ONE
01. Take The A Train - Under My Thumb
02. When The Whip Comes Down
03. Let's Spend The Night Together
04. Shattered
05. Neighbours
06. Black Limousine
07. Just My Imagination
08. Twenty Flight Rock
09. Going To A Go-Go
10. Let Me Go
11. Time Is On My Side
12. Beast Of Burden
13. Waiting For A Friend
14. Let It Bleed

DISC TWO
01. You Can't Always Get What You Want
02. Band Intros
03. Little T & A
04. Tumbling Dice
05. She's So Cold
06. Hang Fire
07. Miss You
08. Honky Tonk Women
09. Brown Sugar
10. Start Me Up
11. Jumpin' Jack Flash
12. Satisfaction
13. Star Spangled Banner

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