ウェンディ・レーベルの最新作は、1975年1月24日クリーヴランド公演。1975年初頭のコンサートでは、ジミーの指のケガの影響でセットリストが異なり、なるべく指に負担がかからないような選曲がなされています。本公演では、その中でも珍しい「Wanton Song」を始め、「How Many More Times」などを含む、短期間のみ披露されたセットリストが魅力的な1975年1月のコンサートになります。アンコールには「Communication Breakdown」が演奏されました。既発盤では狂っていた不安定なピッチを正確に補正し、またテープのドロップアウトなどもきれいに補正され、本公演のベスト・タイトルと呼ぶに相応しい内容と音質になっています。 コンサートファイルには、最初の一時間はイマイチ、コンサート中に飲んでいたジャックダニエルが体内に回り始めた後半一時間は最高の演奏とあるように、その差に注目して聴いてみるのも一興かもしれません。コンサート中にウイスキーを飲むとは時代を感じさせられます。 ウェンディ・レーベル最新作は1975年1月24日クリーヴランド公演。クリーヴランドといえば1977年の「デストロイヤー」を生んだ都市。この名盤を生んだ同じ都市における前々年のコンサートです。美しいピクチャー・ディスク仕様の永久保存がっちりプレス盤。日本語帯付。 CLEVELAND January 24, 1975 DISC ONE 01. Introduction 02. Rock And Roll 03. Sick Again 04. Over The Hills And Far Away 05. In My Time Of Dying 06. The Song Remains The Same 07. The Rain Song 08. Kashmir 09. The Wanton Song 10. No Quarter DISC TWO 01. Trampled Underfoot 02. Moby Dick 03. How Many More Times 04. Stairway To Heaven 05. Whole Lotta Love - Black Dog 06. Communication Breakdown CC01