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LED ZEPPELIN / PLEASE PLEASE ME 【3CD】

1971年来日公演より、9月28日大阪フェスティバル・ホール公演です。
71年来日公演はZEPPのキャリアでも頂点のひとつに数えられる重要なツアー。武道館で日本のファンに初めてその勇姿を現し、圧倒的な迫力で東京のファンを魅了しました。チャリティ・コンサートとなった広島公演では暴動で演奏を中断せねばならぬほどの熱狂ぶり。そしてそんな熱狂の初来日公演最終ラウンドの土地として選ばれたのが大阪2連続公演でした。
本作はこの大阪連続公演の初日を全曲収録したものです。面白いのは、「天国への階段」のあと、なんとビートルズの「プリーズ・プリーズ・ミー」と「フロム・ミー・トゥ・ユー」を歌い出すのです! おそらく日本の聴衆に馴染みが深いビートルズの曲で客席を盛り上げようと思ったのでしょう。ZEPPがこんなに長くビートルズの曲を演奏したのはこの時だけ! しかも聴きどころはこれだけではありません。なんとアコースティック・セットでは「ウィ-・シャル・オーバーカム」を会場全体で合唱するのです。これでもう会場は大盛り上がり! 悪ノリしたバンドは、その後もスタンダード・ナンバー「ダウン・バイ・ザ・リバーサイド」を熱唱。この日は自分たちの曲よりも、趣味丸出しの好きなナンバーを歌いたかったのかもしれません。会場の雰囲気は一気にほぐれ、バンドの演奏にも熱が入っていきます。アンコールでは1曲目にいきなり「カモン・エブリバディ」をぶちかまします! もはやロバート・プラントのカラオケ状態で、お気に入りの曲を歌いまくり。これで終わりやなくて、続いて歌い出したのはなんと「ハイヒール・スニーカーズ」! もう誰にも止めらん! そして最後は、きっちり「コミュニケーション・ブレークダウン」でキメてくれます。
初来日公演の大阪と言えば、9月29日のサウンドボード音源が有名ですが、意外やその前日の9月28日公演はタイトルが少なく、演奏内容や音質の良さとは裏腹に入手困難な日でした。しかも、おそらく大阪と東京の電圧の違いが原因でしょうか、既発タイトルは皆一様にピッチが早く、音にして半音以上高くなっている不自然なものがほとんどでした。今回のタイトルでは、その不自然に早いピッチをコンマ000の単位で正常化。ロバート・プラントの自然な歌声はいつ聞いても惚れ惚れするくらい艶やか。やはり71年の来日公演は違う!

DISC ONE
1. IMMIGRANT SONG 
2. HEARTBREAKER 
3. SINCE I'VE BEEN LOVING YOU
4. BLACK DOG 
5. DAZED AND CONFUSED

DISC TWO 
1. STAIRWAY TO HEAVEN 
2. PLEASE PLEASE ME 
3. FROM ME TO YOU 
4.CELEBRATION DAY 
5. BRON-Y-AUR STOMP 
6. THAT'S THE WAY 
7. GOING TO CALIFORNIA 
8. WE SHALL OVER COME 
9. TANGERINE 
10. DOWN BY THE RIVERSIDE
11. WHAT IS AND WHAT SHOULD NEVER BE

DISC THREE 
1. MOBY DICK 
2. WHOLE LOTTA LOVE 
3. C'MON EVERYBODY 
4. HIGH HEELED SNEAKERS 
5. COMMUNICATION BREAKDOWN


CC01

・型番 WENDY WECD-03/04/05
・販売価格 6,000円(内税)
・購入数
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