1971年日本公演、1977年LA公演と、シリーズ物をリリースしてきた同レーベルですが、今回は少し赴きを異にして1977年5月22日のテキサス州フォート・ワース公演です。この年のフォート・ワース公演といえば、アンコールでバッド・カンパニーのミック・ラルフスが飛び入りしたことで有名な日。ツェッペリンの場合、あまりゲスト参加や飛び入りなどはないのですが、同じレーベルのアーティストであるバッド・カンパニーは特別。アンコールでロバートに紹介され登場したミック・ラルフスを加えて、ジェリー・リー・ルイスの「It’ll Be Me」を歌うのです!! この1曲だけでもこの公演が特別だというのが伺えます。しかし、この公演の聴きどころはそれだけではありません。例えば「IN MY TIME OF DYING」では、ボンゾが入るタイミングを逸してしまい、イントロのみで中断。通常ならば強引に演奏を継続するのですが、このときばかりは修復不可能だと思ったのでしょう。ジミーが演奏を止め、ロバートがMCで繋いで演奏をし直すという珍しい様子が収録されています。また、「ROCK AND ROLL」では、ボンゾが例のハイハット・イントロを叩いては止め、叩いては止め、じらしじらしのイントロで熱狂的な聴衆の昂揚感を煽っています。とにかく聴きどころ多数!77年を代表するコンサートのひとつと言えるでしょう! 音質的には高音質なオーディエンス・ソースが残されており、アナログ時代から有名な公演であったことはご存知の通り。さらにそれを最新マスタリング技術により飛躍的な音質向上に成功。イコライジングで人工的に作った音ではなく、マスター素の音の素晴らしさが実感できるクオリティです。既発盤では3%程度遅かったピッチも正確に補正。内容的には2種のソースを使用して「Moby Dick」も初の全長収録! ツェッペリンと過ごす夕べ。まさに音質と内容を兼ね備えた必聴ライヴです!! ウェンディ・レーベルは日本以上にアメリカでの人気が高く、特に『Listen To This, Eddie』と『Please Please Me』はそれぞれの公演の決定盤であるとの高評価を得て既に完売。そして今回、このフォートワース公演を完全収録した全世界同時発売の『Complete Tarrant Concert』は、日本向けに300セットのみ確保致しました。しかも今回は国内盤のみのスペシャル特典として1977年アメリカン・ツアーのツアー・パンフのミニチュア・レプリカが付いてきます。全20ページの貴重な写真を満載した、今となっては入手困難なツアー・パンフ。これを見ながらCDを聴くと、まさに会場にいるような錯覚に陥ること間違いなし! 絶頂プレイ三枚組。ミニ・パンフ・レプリカが中に封入されたジュエル・ケース仕様で帯付き。こちらも完売になる前にゲットだ! Disc1 The Song Remains The Same Sick Again Nobody’s Fault But Mine In My Time Of Dying Since I’ve Been Loving You Disc2 No Quarter Ten Years Gone Going To California Black Country Woman Bron-Yr-Aur-Stomp White Summer - Black Mountain Side Kashmir Disc3 Moby Dick Guitar Solo Achilles Last Stand Stairway To Heaven Rock And Roll It’ll Be Me CC01