【レーベル完売】 1969年1月10日、ロックの聖地フィルモアで行なわれたイベント出演、そう、あの「For Your Love」を演奏したことでも有名なフィルモア・ウエスト4連続公演の二日目のステージです!! しょっぱな「ブギウギ列車夜行便(The Train Kept A Rollin)」で始まるステージは若さあふれるバンドの魅力がたっぷりと凝縮された凄まじい演奏。疾走する天馬の如く、全てをぶっ飛ばすステージング。もう言葉では言い表せません。これはもう聴いて戴くのが一番。「As Long As I Have You」も初期の名演として語り継がれるであろう素晴らしい完成度。さらに「Dazed And Confused」「How Many More Times」と大曲が続きますが、けして飽きることなく演奏の世界に入り込んでしまうでしょう。これぞ勢いに任せて突っ走る初期ツェッペリンの特長。何が良いとかどこが凄いとかではなく、とにかく全てが特別で全てが圧巻。そしてこの日の特長は、ヤードバーズのレパートリーであった「The Train Kept A Rollin」「White Summer」らと並んで、最後に演奏された「For Your Love」ではないでしょうか。オリジナルのポップな曲調とは全く異なるブルース・アレンジ。しっとりと滲むようなロバートのヴォーカルがバックに絡みます。現在この曲がツェッペリンのステージで演奏されたという記録はこの日以外になく、もちろん音源としてもここで聴くことのできる1テイクのみ。敢えてアレンジをがらりと変えたこの演奏から、この時点ではまだデビューしていなかった初期ツェッペリンの目指す方向性を伺うことができる貴重トラックです。 内容的には、前座出演ということもあって、ほぼこれがフル・ステージであると思われ、デビュー・アルバム発売前の少ないレパートリーを全力で演奏している様子を聴くことができます。また音質的にも、69年のオーディエンス録音がこれだけの音質で残されていることが奇蹟としか言いようがありません。くどいようですが、この時点でまだデビューしていない新人バンドにも関わらず、これだけきちんと録音していた人がいたことはまさに奇蹟です。そう、これぞフィルモア・ウエストの奇蹟! 全てのツェッペリン・ファンは絶対に聴いておかねばならない音源でしょう。日本語の帯付。限定300セット Disc 1 The Train Kept A Rollin I Can’t Quit You Baby As Long As I Have You Dazed And Confused How Many More Times Disc 2 White Summer Killing Floor You Shook Me Pat’s Delight Babe I’m Gonna Leave You Communication Breakdown For Your Love CC01