ウェンディ・レーベル第22弾は、1972年二度目の来日公演シリーズから10月5日名古屋市公会堂公演です! スケジュール前半最後の名古屋公演。東京〜大阪とまわり、 初の名古屋入りとなったレッド・ツェッペリン。会場は開演前から興奮の坩堝としています。開演のアナウンスが終わり、バンドがステージに現れると客席は騒然とし、ボンゾがドラムスをチェック。そしてロバートが天皇陛下の相槌を真似たという“ア〜ソウ”という挨拶をすると、客席からは“こんばんは〜”、“三波春男〜”という悪ノリした声があがります。これだけで雰囲気が通常と違うのがわかるでしょう。内容的には、この日もすさまじい迫力と興奮。そこに展開される命知らずの男たちのドラマ! まさにバンドとオーディエンスとの決闘! さらに通常のセット・リストに加え、アンコールでジョンジーが「さくら さくら」を演奏するのが最大の特長です。日本の伝統美をメロトロンで再現。その雅楽的な響きはあまりに美しく、聴く者の心を捉えて離さない名演となっています。ロック・コンサートに足を運んだ当事の若者は、レッド・ツェッペリンが日本歌曲を演奏することに、どのような感慨を抱いたでしょうか。毎回サプライズがある72年の日本公演ですが、この日はこの「さくら さくら」が目玉曲となりました。この1曲だけでも聴く価値ありです。音源的には、この日は2種のソースしか発掘されておらず、本作は音の良いソース2をメインに、欠落している「Dazed And Confused」と「Sakura Sakura 〜 Thank You」をソース1で補完して、この公演の最長収録盤となっています。ウェンディの1972年日本公演シリーズ、ツェッペリン史上唯一最初で最後の名古屋公演。レア・ナンバー「Sakura Sakura」をアンコールで演奏している本公演の決定盤です。日本語帯付。 【DISC ONE】 01. ROCK AND ROLL 02. BLACK DOG 03. OVER THE HILLS AND FAR AWAY 04. MISTY MOUNTAIN HOP 05. SINCE I'VE BEEN LOVING YOU 06. DANCING DAYS 07. THE SONG REMAINS THE SAME 08. THE RAIN SONG 【DISC TWO】 01. DAZED AND CONFUSED 02. STAIRWAY TO HEAVEN 03. WHOLE LOTTA LOVE 04. SAKURA SAKURA 05. THANK YOU CC01