世界中で好評を博しているウェンディ・レーベル第37弾は、1973年7月6日シカゴ公演をサウンドボードで完全収録したタイトルです!! この1973年のアメリカン・ツアーは5月5日タンパから始まり、6月3日LAでファースト・レグが一旦終えます。そしておよそ1ヶ月の休暇をとった後、映画にもなった伝説的なMSG3連続公演で幕を閉じるセカンド・レグが始まります。本作に収録のシカゴ公演は、そのセカンド・レグの初日を飾るコンサートとして、歴史上重要なライヴ。それがサウンドボード完全収録で聴くことができるのです! 音質的にはサウンドボードということで問題なし! 1曲目「Rock And Roll」からぶっ飛ばします。この日の特長といえば、お行儀の悪い観客が有名で、コンサートの途中にも関わらず会場内でケンカをおっぱじめる始末。これにはロバートもマイクを通して“どうしてこんなとこでケンカするんだよ。わざわざこんなところでするな!”と一喝しています。“こんなにケンカばかり起こっているコンサートなんて初めてだ。おとなしくしろ。言うことをきけ!”と、思い切りキレて不機嫌になっています。ただし、そういうロバートを横目に、演奏陣は素晴らしいプレイを披露。地元の新聞においては「チケットは2日間とも完売し、バンドに対するあらゆる批判を跳ね返してみせた。この会場の劣悪な音響特性をも、その翼を広げてクリアしている」と絶賛しています。とにかく暴徒と化した聴衆を前に、あらゆる批判を封じ込めるプレイは一聴の価値ありです! 内容的にもほぼ完璧で、カットがあるのは「Rain Song」の冒頭と「Moby Dick」の一部のみで、その他はすべてサウンドボードで完璧に当日の様子を余すところなく捉えています。ちなみにジャケットのカラー・イラストは、作画から着色までウイリアム・スタウトが手掛けた作品。レッド・ツェッペリン・ファンにはお馴染みのタッチで、このファンタジックなコンサートのジャケットにぴったし! シカゴといえば別名ウインディ・シティ、風の街です。その風の街に暴風を吹き込むレッド・ツェッペリンの演奏。ロバートの不調を演奏でカヴァーするが如く展開されるバック3人のすさまじいばかりの競演は実に聴き応えアリアリ。1973年アメリカン・ツアーのセカンドレグ初日、7月6日シカゴ公演をサウンドボードで完全収録。ジャケはウイリアム・スタウトが手掛けたファンタジー・カラー・イラスト。ピクチャー・ディスクで日本語帯付。時間は夢を裏切らない、だから夢も時間を裏切ってはならない義務がある! ウエンディは貴方を裏切りません! CHICAGO AUDITORIUM, CHICAGO IL U.S.A. 6th July 1973 DISC ONE 01. Rock And Roll 02. Celebration Day 03. Black Dog 04. Over The Hills And Far Away 05. Misty Mountain Hop 06. Since I've Been Loving You 07. No Quarter 08. The Song Remains The Same 09. The Rain Song DISC TWO 01. Dazed And Confused 02. Stairway To Heaven DISC THREE 01. Moby Dick 02. Heartbreaker 03. Whole Lotta Love 04. Communication Breakdown CC01