ウェンディ・レーベル第20弾は、前作「ライオット・ハウス」の翌日、1972年12月、UKのみならず、その年のツアーを締めくくる集大成として重要なロンドンでの二日間、そのまさに最終日を高音質完全収録しています! クリスマスのイブイブ。この後、バンドは短期休暇に入るとあって、持てる力をすべて放出すべく、とてつもない迫力ある演奏を会場にぶつけています。この日もハードでデンジャラスな演奏は素晴らしいの一言! 風邪も回復して好調のロバート。この時期特有のタイトに引き締まった演奏。「Over The Hills And Far Away」ではフレーズに困ったかジミーの変則ソロが聴けたり、一転滑らかな「The Song Remains The Same」から、あまりに美しい「The Rain Song」など、すべてが聴きどころと言っても過言ではありません。「タイタニック」と紹介されるハードな「Whole Lotta Love」などは、ゴリゴリのイントロ・リフで会場内は騒然となる素晴らしい出来です。 この日の音源としては、今までソースがひとつしか存在が確認されておらず、本作も今までと同じソースが使用されています。しかし、前作『暴動の館』同様、ファースト・ジェネレーション・テープ → バック・アップCDR → ソースCDR という段階を踏んだマスターを使用し、その素晴らしい音質は既発のどのタイトルよりも優れていることは前作で証明済み。ロージェネ・ソースの迫力で貴方のハートを直撃します。ロンドンの仕事師が2日間続けて素晴らしいレコーディングを残してくれました。録音者のまわりで手拍子やおしゃべりをして阻害する観客もおらず、各楽器がバランス良く収録されており、ノー・イコライジングのまま臨場感あふれるリアルな音質となっています。 1972年ツアーの最終公演地ロンドンでの2連続公演の最終日。ロバートの“メリークリスマス!”という言葉で締めくくられる圧倒的なパフォーマンス。音質と内容の割に、前日があまりにも有名なため影に隠れていた音源で、今までリリース・タイトルがほとんどなかったのですが、ここにマスター・クオリティの決定盤として前作と共に揃えておきたい「館シリーズ」完結編です! DISC ONE 01. ROCK AND ROLL 02. OVER THE HILLS AND FAR AWAY 03. BLACK DOG 04. MISTY MOUNTAIN HOP 05. SINCE I'VE BEEN LOVING YOU 06. DANCING DAYS 07. BRON Y AUR STOMP 08. THE SONG REMAINS THE SAME 09. THE RAIN SONG DISC TWO 01. DAZED AND CONFUSED 02. STAIRWAY TO HEAVEN 03. WHOLE LOTTA LOVE 04. HEARTBREAKER CC01