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2CDR
Live At Pacifico Hall,Yokohama,Japan,Feb 11,2009
単独のジャパンツアーとしては関東圏の最終公演となる、公演４日目の２月１１日パシフィコ横浜公演が完全収録リリース!
開演前のアナウンスから、途中ジェフのアンプのトラブルによる６分半の中断、そして終演後の中断を詫びるアナウンスまで、この日起きた出来事全てをノーカットで記録してあります。
前日(2/10)に某所にてエリッククラプトンと合流し、ジョイントコンサート用の合同リハーサルに臨んだジェフ。確かな手応えを感じ、その勢いのまま迎えた横浜公演ですが、出だしは好調だったものの「'Cause We've Ended As Lovers」辺りからジェフのマーシャルアンプからノイズが断続的に発生するというトラブルに見舞われます。時間稼ぎの即興ジャムを挿み、そのまま3曲をプレイし、なんとか立て直しを試みますが、ノイズは消えず一旦ここでショウは中断される事に。 しかしながら百戦錬磨のクルー達が見事な仕事を見せ、中断は約6分半で済み、「Angel (Footsteps)」からショウは再開され、トラブルから解放されたジェフは一気にスパーク! その凄まじさはまず「Brush With The Blues」でピークを迎え、終盤「Blue Wind」、「BigBlock」では超人の如く火花散るブラストプレイを披露！そのままラスト「Peter GunnTheme」までテンションは一切下がる事なく、結果的にいつも以上の「ジェフベック」を感じる事が出来ます。 残念ながらトラブルが発生してしまいましたが、その変わりにTal嬢と隠し芸さながらの、二人羽織状態でのベースプレイを「Improv Jam」で披露し、そしていつも以上にマイクに向かい、我々にそのキュートな肉声を聞かせてくれ
ました。中断という普段体験出来ない珍事を含め、総合的にはベストショと名高いNHKホール公演に肉迫する程の好内容となりました。
ジェフ本人がステージ上で使用している非圧縮イヤーモニター・ソースと、PAシステム真ん前のフロントロウから収録された、極めて生々しい極上のオーディエンスソースとの完全フル・マトリックス処理を施し、ジェフの絶妙なギタートーン、細部に渡る変幻自在なギタープレイが事細かに堪能出来る完璧なクオリティを実現。中断中の、懸命に再セットアップに取り組むクルーの会話や、やり取りもあえて収録し当日のドキュメンタリー要素も余す所なく再現。 トラブルがあったからこそ、その臨場感を損なわずに完全収録にこだわった内容と、その圧倒的な生々しさと最高音質でのクオリティは、2009年ジャパンツアー音源の中でもマスト中のマストとなるでしょう。

DISC1
01. Intro 1:50
02. Beck's Bolero 3:24
03. The Pump 3:55
04. Eternity's Breath 1:17
05. You Never Know 3:55
06. 'Cause We've Ended As Lovers 5:23
07. Behind The Veil 5:45
08. Improv Jam 3:41
09. Blast From The East 3:31
10. Stratus 5:03
11. Short Break For Jeff's Amplifier Trouble 6:27　/ ...The Crew Who Works Hard!(BGM : Tangled Up In Blue / Bob Dylan)

DISC2
01. Angel (Footsteps) 6:19
02. Led Boots 4:27
03. Nadia 3:34
04. Space Boogie 4:28
05. Goodbye Pork Pie Hat /　Brush With The Blues 6:59
06. Blue Wind 4:53
07. A Day In The Life 5:27
08. Band Intro 2:26
09. Where Were You 3:19
10. Big Block 6:00
11. Scottish One 3:00
12. Peter Gunn Theme 3:27
13. Outro 1:35