2CD お取り寄せ商品。(ご注文をいただいてから、お取り寄せに3日から1週間お時間をいただきます。) Jeff Beckの2009年来日ツアーより、3公演目となる2/9のNHKホールでのライブを、極上音質のオーディエンス録音にてプレスCDに収録。XAVELレーベルのプレス生産ライン”XAVEL Silver Masterpiece Series”からの第3弾商品、先行して発売されるフォーラム2公演とは一味も二味も異なる魅力溢れるサウンドに仕上げられた自信作です。 フォーラム2公演がすっきりとした中低音と高音の鮮やかさに主眼をおいて制作されたのに対し、本タイトルでは中音域のナチュラルな温かみのある響きに重点を置いたマスタリングが施されており、ベックのギター音の抜けの気持ちよさ、あるいはヴィニー・カリウタのスネアの革の鳴りの素晴らしさ等にその違いは顕著に見られます。これは、実際に両会場に足を運ばれたファンの方には、とりもなおさずフォーラムとNHKホールそれぞれの音響特性を最大限に生かす理にかなった方向性と感じられるのではないでしょうか。フォーラム2公演では会場1階シングル列のやや左よりの席からの録音であったため、楽器の定位が若干左寄りでしたが、このNHKホール公演は完全なセンター定位ですので、トータル・バランスで見ても前述2タイトルを凌駕するほどの極上音質による収録といえるのではないでしょうか。「東京3公演でどれか1枚」とお考えでしたら、(後述しますが)バンドのパフォーマンスの充実振りからいっても、迷わず本タイトルを推薦します。 演奏内容に関して触れておくと、「Snake Oil」がセット落ちし代わりに「Space Boogie」がセットインするというフォーラム二日目の流れは変わらず、アンコール・ラストに「Peter Gun’s Theme」が追加されています。バンドのテンションとまとまりに関しては、間違いなくこの日が東京公演のハイライトといっても過言ではない素晴らしさで、中でも日替わりで異なったアプローチを見せてくれるヴィニーの叩きっぷりには、観客のみならずバンド・メンバーまでもが圧倒されたほどです。 ◆NHK Hall, Tokyo, Japan 9th February 2009 Disc 1 01. Beck's Bolero 02. The Pump 03. Eternity's Breath 04. You Never Know 05. Cause We've Ended As Lovers 06. Behind The Veil 07. Blast From The East 08. Stratus 09. Angel 10. Vinnie Colaiuta drum solo 11. Led Boots Disc 2 01. Nadia 02. Space Boogie 03. Goodbye Pork Pie Hat 04. Brush With The Blues 05. Blue Wind 06. A Day In The Life 07. band introduction -encore- 08. Where Were You 09. Big Block 10. Scottish One 11. Peter Gunn Theme 12. outro ◇Personnel; Jeff Beck (guitar) Tal Wilkenfeld (bass) Vinnie Colaiuta (drums) David Sancious (keyboards)