Live at Estadio Chile, Santiago, Chili 18th July 2001 1997年イタリアのトリエステから衝撃のファースト・アルバム「Legendary Tales」でデビューを飾ったシンフォニック・メタル・バンド、ラプソディーはそのドラマチックな曲調とファンタジックな世界観でヨーロッパだけでなく日本でもブレイク。しかしバンドは00年3rdアルバム「Dawn Of Victory」発表前までライブを行わなかった(ファースト・ライブはストラトヴァリウスのサポート)。 本タイトルはその3rdアルバム発表後のツアーから、チリで行われたライブを高音質サウンドボードにて収録。 選曲は3rdアルバムと2ndアルバム「Symphony Of Enchanted Lands」からが中心。もともと1stアルバムから5作品は”Emerald Sword Saga Story”というコンセプトに基づいて制作されていたため、とても統一感のあるライブが展開されています。アルバムのほとんどは劇的なオープニング・ナンバーを収録していて、このライブでも3rdアルバムのオープニング・ナンバーで幕を開け、終盤では1stと2ndのオープニング・ナンバーを立て続けにプレイするという、ドラマチック・メタルのオン・パレード。シンセ・ストリングスとSEを巧みに使用しラプソディー独自の音世界を再現しています。バンド自体のライブ経験がまだ浅いため、若干ステージングにぎこちなさがみられますが、それもこの時期ならではの貴重なライブです。 SN01