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Mean Business Tour 1986 in Concord [S.D.R. RECORDS SDR CD-488/9] (2CD-R)

Live at Concord Pavilion, Concord,CA. May 25th 1986
Previously Unreleased Superb Recording/Digitally Mastered Edition

　ジミー・ペイジがZEP解散後、A.R.M.Sコンサート、アメリカ公演での、BAD
COMPANY解散後のポールとの共演を機に、同じスワン・ソングということもあってか
意気投合、後にBLUE MURDER等で活躍するトニー・フランクリン、元URIAH HEEPのク
リス・スレイドという腕利きを迎え、本格的バンド活動復帰となったTHE FIRMの、殆
どアイテムが無い2nd「MEAN BUSINESS」リリース後の、バンドの最終章となったアメ
リカ・ツアーより5月25日カリフォルニアはコンコルド・アリーナ公演が初登場！！
　二人の最大の共通点であるブルーズをルーツとしたオーソドックスで良質なブルー
ス・ハードロックを奏でるも、時代に全く会わせようともしないスタイル、ポールと
ジミーのスタイルの相性もあったかもしれませんが、大方は当時のZEP再びというファ
ンの過剰な期待が災いし、僅か3年で解散してしまいましたが、近年、良質な王道HR
として再評価の声も高まる中、コレクターズとして出廻っている音源の絶対数も少な
く、その殆どが「THE FIRM」ツアー音源ということも有り、今となっては幻のバンド
のラスト・ツアーを捉えたアイテムとして見逃せません。
　ジミーも、ライヴならではの素晴らしいプレイを随所で披露しており、ポールのヴ
ォーカルは云う迄も無く最高の出来で、バンドもタイトにまとまった素晴らしい演奏
となっており、「THE FIRM」ツアーと比べ、インプロ面が格段に充実しています。
　らしいリフ、ギターソロがキマっている"Closer"、ドラマティックな演出をするト
ニーのキーボード・バッキング上で展開する泣きのプレイが素晴らしい"Prelud"から
美メロのギター・ソロをフィーチュアした"Money Can't Buy"への流れや、ポールの
ソウルフルな熱唱が迫り、ジミーの扇情的で、ドラマティックなギター・ソロが出色
の、ポールの初ソロ「CUT LOOSE」からのセルフ・カヴァー、名曲"Live In Peace"と
いった辺りは出色です！！
　途中"Purple Haze"をフィーチュアし、そのテクニシャン振りを存分に見せつける
トニーのフレットレス・ベースが唸るベース・ソロから"The Chase"、そしてヴァイ
オリン・ボウもフィーチュアし、ZEPでお馴染みのプレイもフィーチュアしたジミー
以外の何者でもないプレイが展開されるギターソロも聴き所でしょう。
　屋外会場での録音ということが信じられない、この時期の録音としては最上のソー
スながら、ヘッドホンで聴くとかなり多くの箇所で目立たないノイズが有りましたが、
足掛け2日を費やし、時間を惜しまず、一ケ所ずつ丹念にデリートし、デジタルマス
タリングで音の立ち上がり、音圧も整えたトレード・ソースとは別次元のクウォリティ
に仕上げました。
　
disc one

1.introduction (Jupiter,the Bringer Of Jollity)
2.Fortune Hunter
3.Closer
4.Someone To Love
5.Make Or Break
6.Prelude
7.Money Can't Buy
8.Satisfaction Guaranteed
9.Chris Slade Drum Solo
10.Radioactive
11.Live In Peace
12. All The King Horses

disc two

1.Tony Franklin Bass Solo
2. The Chase
3.Jimmy Page Guitar Solo
4. Cadillac
5.Midnight Moonlight incl. White Summer
6.You've Lost That Lovin' Feeling
7.Tear Down The Wall
8. Spirit Of Love
9. Everybody Needs Somebody To Love
10. I Just Want To Make Love To You

SW01