2000年に自らが結成したバンドANGRAを脱退したアンドレ・マトスを中心に結成されたSHAMAN。当時ブラジルを代表するともいえるメタルバンドANGRAの分裂劇は大きな話題となった。アンドレと共にANGRAを去ったベースのルイス・マリウッティ、ドラマーのリカルド・コンフェッソーリにルイスの実弟ヒューゴをギターに加え、2002年に1st『RITUAL』をリリース。内容はANGRAの特徴でもあったへヴィメタル独特のドラマ性を、さらにパワーアップしたものだったために多くのファンが興奮した。 こちらのタイトルは、SHAMANが最もSHAMANらしかった時期でもある2004年に、彼らのホームであるブラジルのサンパウロで行われたライブを臨場感抜群の高音質収録。選曲は1stアルバムからが中心で、それにANGRAの名曲を加えた嬉しいセット。最後にプレイされる名曲”Carry On”はアンドレが歌うものが本物であると実感できる程の演奏。さらに”Mr. Crowley”や”No More Tears”といったOzzy Osbourneのカバーもプレイ。 なお、ボーナスとして同年1月17日にサンパウロで行われたライブを放送用音源から4曲収録。翌年、ツアー中にバンド内の人間関係に亀裂が入り、その翌年にはアンドレを含むメンバー3人が脱退してしまうため、SHAMANのピークを体感できるこのライブは間違いなくおすすめです。 Live at Clube Uniao Recreativo, Sorocaba, SP, Brasil, 24th April 2004 + Bonus Tracks Disc 1: 1. Ancient Winds 2. Here I Am 3. Distant Thunder 4. Time Will Come 5. For Tomorrow 6. Lisbon 7. Solos 8. Ritual 9. Keyboard Solo 10. Fairy Tale 11. Pride Disc 2: 1. Mr. Crowley 2. No More Tears 3. Unfinished Allegro 4. Carry On 5. Outro 6. For Tomorrow 7. No More Tears 8. Fairy Tale 9. Carry On SN01