【レーベル完売】 ウェンディ・レーベルの最新作は、1972年2月27日のオーストラリアはシドニー公演になります。前作にあたる初登場曲を含む初の完全盤ニュージーランド・オークランド公演、複数のソースを駆使して最長収録のメルボルン公演に続き、好評のオージー・シリーズの続編です。 このシドニーは全6公演中の5公演目にあたり、日程が進むに連れて演奏が充実していくバンドの様子は、メルボルンやオークランドなどと比べると明らか。本作に収録のシドニー公演はオーストラリア・ツアーでも白眉の日と言えるでしょう。断片ながら映像で残されている当日の様子からは、屋外に集まった聴衆と、それに対峙して簡素なステージの上で所狭しと迫力の演奏をするツェッペリンが確認できます。余談ですが、本作のCDジャケットの裏に当日の未発表カラー写真が11点掲載されています。 音質は、間違いなくオークランドやメルボルンを録音した人物が、ここシドニーでも暗躍したのでしょう。時代を考えずとも非常に優れたオーディエンス録音で収録されています。音が近く、特にギターの音がまるでモニターを拾ったかのような生々しさ。オーディエンスノイズもほとんどなく、どこで録音したのかと不思議な感じです。これまた余談ですが、オーストラリアでのこの時代のコンサートは、ツェッペリンのみならず、ローリング・ストーンズなど他のアーティストにおいても同一人物によるものと思われる優れた録音が残されていますので、最初から録音を目的とした隣席だったと思われます。 内容は残念ながら冒頭が欠落しているのは既発同様ですが、サブのソースを随所に入れて、このコンサートにおける最長収録を実現しています。「胸いっぱいの愛を」においては、この時点でもちろん未発表の「The Rover」のインスト・バージョンを挿入。ロバートが��ウ〜ベイベ〜��と次の展開を忘れたかのように呟いているところを、いくぶん早いテンポで「The Rover」のフレーズを弾きだすジミー。ジミーの演奏中に思い出したのか、エルヴィスの「Party」に繋げて事なきをえています。 本作には、ボーナストラックとして、この公演のサウンドボード音源を3曲収録。さらに現地でのインタビューを収録しています。 ウェンディ・レーベルの最新作は、1972年オーストラリア・ツアー5日目シドニー公演をサブ・ソースを使い過去最長収録。高音質オーディエンス録音。さらにボーナストラックでサウンドボード音源も収録。美しいピクチャー・ディスク仕様の永久保存がっちりプレス盤です。日本語帯付。 DISC ONE 01. BlackDog 02. Since I've Been Loving You 03. Stairway To Heaven 04. Going ToCalifornia 05. That's The Way 06. Tangerine 07. Bron-Y-Aur Stomp 08. Dazed And Confused 09. What Is And What Should Never Be DISC TWO 01. Moby Dick 02. Rock And Roll 03. Whole Lotta Love 04. Communication Breakdown 05. Organ Solo 06. Thank You BONUS TRACK SOUNDBOARD RECORDING 07. Whole Lotta Love 08. Rock And Roll 09. Let’s Have A Party 10. Interview CC01
LED ZEPPELIN / ON STAGE SYDNEY 【2CD】
