SPORTS ARENA SAN DIEGO CA U.S.A. SEPTEMBER 3, 1970 ウェンディ・レーベルの最新作は、1970年9月3日サンディエゴ公演になります。この日は「LIVE ON BLUEBERRY HILL」として有名なロサンゼルス公演の前日にあたり、また同じくブルーベリーヒルを演奏したオークランド公演の翌日、つまり、両ブルーベリーヒルに挟まれた公演となります。もちろん演奏は間違いなく素晴らしいもので、ブルーベリーヒルの日に負けない熱演を聴くことができます。 コンサートファイルには、このサンディエゴ公演の項に「WHOLE LOTTA LOVEには、あまり知られていないナンバーが盛り込まれており、今回のツアーの中でも珍しいものとなっている」との記述があります。実際に聴いてみると、曲目不明ながら、他の公演では聴いたことのないような展開が次々に繰り広げられており、実に新鮮。このようなパターンは今までも、この後も聴いたことがなく、少したどたどしさが感じられるところが、まさにアドリブでその場で考えて即興で演奏しているというのがよくわかります。そしてコンサートはスピード感あふれる「コミュニケーションブレークダウン」で幕を閉じます。 音質も1970年の録音にしては素晴らしいもので、かつ既発盤では狂っていたピッチ、特に後半にいくにつれ早くなっていたピッチを正確に補正し、この名演の決定盤に相応しいタイトルとなっています。 ウェンディ・レーベル最新作は1970年9月3日サンディエゴ公演を、高音質オーディエンスで収録。名演の誉れ高いブルーベリーヒルに挟まれたミッシングピースです。美しいピクチャー・ディスク仕様の永久保存がっちりプレス盤。日本語帯付。 Disc One 01. introductions 02. immigrant song 03. heartbreaker 04. dazed and confused 05. bring it on home 06. that's the way 07. since I've been loving you Disc Two 01. organ solo 02. thank you 03. what is and what should never be 04. moby dick 05. whole lotta love 06. communication breakdown CC01