Wendyレーベルの最新作は、1973年1月22日サザンプトン大学で行なわれたライヴを、サウンドボード収録したタイトルになります。この日のコンサートは正式にマルチトラックでレコーディングがなされたことでも有名で、何らかの理由でお蔵入りしていたものの、素晴らしい高音質のサウンドボードが近年流出して驚かれました。まさにその音源が本作に使用されています。 この頃には既にビッグバンドとなっていたツェッペリンですが、このサザンプトン大学公演は急遽日程が加えられ、さらにカーペットが敷かれた小さなステージでのコンサートとあって、これがライヴ・レコーディングのために組まれたコンサートであることが伺えます。レコーディングを前提としている意識がメンバーの中にあったのか、演奏も素晴らしいもので、まさに音質と内容を伴った素晴らしいライヴ・アルバムとなっています。 本作は、このサザンプトン公演を超高音質サウンドボードにて収録。既発盤では狂っていたピッチを正常に調整し、また細かいノイズが散見されましたが、それを綺麗に除去した点、そして「The Rain Song」での中盤における音質の変化も違和感がないよう修正を施した点など、既に何らかのタイトルをお持ちかと思いますが、後発ならではのアドバンテージがある決定盤ともいえる仕上がりとなっています。美しいピクチャーディスク仕様の永久保存がっちりプレス盤。 DISC ONE 01. Rock and Roll 02. Over The Hills And Far Away 03. Black Dog 04. Misty Mountain Hop 05. Since I've Been Loving You 06. Dancing Days 07. The Song Remains The Same 08. The Rain Song 09. Dazed And Confused DISC TWO 01. Stairway to Heaven 02. Whole Lotta Love 03. Heartbreaker 04. Organ Solo 05. Thank You 06. How Many More Times 07. Communication Breakdown CC01