ウェンディ・レーベル第32弾は、1973年のヨーロッパ・ツアーから1月7日オックスフォード公演のサウンドボード音源です! 中途半端なサウンドボードが多い73年の欧州ツアーにおいて、「Rock And Roll」から「Whole Lotta Love」まで比較的まともな状態でサウンドボードで聴くことができる稀有な日。それがオックスフォード公演です! 1曲目の会場のざわめきを引き裂く「Rock And Roll」のイントロ。ロバート・プラントの調子はいまひとつですが、バックは名演揃いの73年欧州ツアーにおいても出色の演奏。間髪入れず「Over The Hills And Far Away」に繋がるのもこのツアーの特長のひとつ。アドリブ・ヴォーカルを入れつつ凄まじいばかりの演奏がこれでもかと続きます。72年と73年の谷間ツアーということで、後のアメリカン・ツアーではセットリストから消えてしまう「Dancing Days」も72年に引き続きこのツアーでは披露されます。そして中盤のハイライト約28分に渡る長い「Dazed And Confused」もノーカット完全収録。ストーク公演と共に73欧州ツアーでは最も安定したサウンドボード音源ではないでしょうか。そんな本タイトルのメインはもちろんオックスフォード公演なのですが、ボーナス・トラックとして同じ73年欧州ツアーから1月27日のダンディ公演を、現存が確認されている「Whole Lotta Love」「Heartbreaker」「Communication Breakdown」の3曲をサウンドボード音源を収録しています。オックスフォードと、このボーナス・トラックのダンディ公演でセットリストを完全再現、つまり、これでセットリストが通してサウンドボードで聴けるというわけです。音質は後の73北米ツアーのペラペラなサウンドボードと異なり、厚みのある豊饒な、これぞサウンドボードといったもので、オックスフォードとダンディの両方音質的な違和感なく、どちらも最高の音質で聴くことができます。本作はきっと1973年欧州ツアーの代表的なタイトルとなることでしょう。さらにさらにボーナス・トラックの最後には、この1973年1月22日サザンプトンで行なわれたツアー・リハーサルを収録。わずか4曲のお遊びみたいな内容ですが、こちらもサウンドボードの貴重音源。本編では演奏されることのない3曲(4テイク)ですが、かえってそれが貴重度を上げています。 名演揃いの1973年欧州ツアーから、1月7日オックスフォード公演をメインに、1月27日ダンディ公演と1月22日のツアーリハをボーナス・トラックに、それらすべてサウンドボードで収録した1973年欧州ツアーの決定盤! 名匠ジミー・ペイジの美学が結集した英国的芸術作品。美しいピクチャー・ディスクに日本語帯付です。 DISC ONE 【Live At The New Theatre Oxford Oxfordshire UK 7th Jan.1973】 01. Rock And Roll 02. Over The Hills And Far Away 03. Black Dog 04. Misty Mountain 05. Since I've Been Loving You 06. Dancing Days 07. Bron-Yr-Aur Stomp 08. The Song Remains The Same 09. The Rain Song 10. Dazed And Confused DISC TWO 【Live At The New Theatre Oxford Oxfordshire UK 7th Jan.1973】 01. Stairway To Heaven 02. Whole Lotta Love 【Live At The Caird Hall Dundee Tayside UK 27th Jan 1973】 03. Whole Lotta Love 04. Heartbreaker 05. Communication Breakdown 【Tour Rehearsals At The Gaumont Theatre Southampton Hampshire 22nd Jan 1973】 06. Love Me #1 07. Love Me #2 08. Frankfurt Special 09. Kings Creole CC01